住まいの品質方針

環境・健康を考えた住まい

【天然素材】

・木は人に環境に地球にやさしい天然素材

木は、自然が育んだ天然素材、生きている材料です。光合成によって二酸化炭素(CO2)を吸収し、酸素を供給してくれます。また、廃棄すると自然分解し、土に還ります。木は再生が可能で、持続可能な素材。さらに耐久性にもすぐれた理想的な資源です。そんな木の家は、永く大切に住み続けることができる。地球環境にやさしい住まいでもあります。


・木の家は省資源に貢献しています

木造軸組工法は、他に比べて建築部材となる木材の製造や輸送、建設時などの消費エネルギーが最も少ない工法です。例えば、鉄やアルミ製品はその生産過程で、地球温暖化の原因となる二酸化炭素や、酸性雨の原因となる二酸化硫黄を多く排出し、しかも大量の燃料と水を消費します。これに対して木材は伐採して製材するだけで、ほぼ建材として使用できるので、燃料消費も少なく、現場で使う重機なども必要最低限ですみます。石油や電気などがなかった時代から手作りで建てられてきた木の家ならではの特徴です。


【湿度をコントロール】

・木の家は湿度をコントロールしています

木には、湿度を調節する天然のエアコンのような働きがあります。高温多湿な梅雨時から夏にかけては空気中の水分を吸収し、湿度が低く、乾燥している冬季には水分を放出して室内に潤いを与えてくれます。それは、角材1本でなんとビール瓶2.5本分の水分を含みます。このように、木の家は湿度をコントロールする調湿作用で、心地よく快適に暮らすことができます。


【断熱材】

・木の家は高い断熱性を誇ります

木は、木そのものが断熱材という性質を持っています。木の内部には最も熱を伝えにくい素材である空気が多く含まれているため、断熱性にすぐれ、熱伝導率はコンクリートの約1/6、鉄の約1/500。熱が伝わりにくく外気温に影響されにくいので、夏は涼しく、冬あたたかい住まいを建てることができます。



・高断熱で夏も冬も快適な住まい

断熱とは、文字通り、熱の影響を絶つこと。当社は、夏の熱気、冬の冷気遮断するために、外壁、天井、床下などを高密度断熱材で包み込み、すぐれた断熱性を確保しています。さらに、一般的な木造住宅において、熱ロスの約35%を占めるといわれる窓にはペアガラスサッシ(居室窓)を採用。2枚のガラスとガラスの間の空気層で熱を遮断し、断熱性はもちろん防露、防音にも効果を発揮します。


【シックハウス対策】

・シックハウス対策最高等級

住宅建材に含まれるホルムアルデヒドなどの科学物質(VOC=揮発性有機化合物)が原因といわれるシックハウス症候群。当社は、VOCの放出量がゼロもしくは極めて少ないとされる、日本工業規格(JIS)、日本農林規格(JAS)で最高水準のF☆☆☆☆(エフ・フォースターズ)建材を標準仕様としています。また、壁紙の接着にはゼロホルマリン接着剤を、壁紙も安全性の高いSV規格を採用。住宅品質確保促進法に基づく住宅性能表示制度において、ホルムアルデヒド対策の最高等級となっています。



【計画換気システム】

・24時間計画換気システム

気密機能が向上した住まいでは、換気はたいへん重要です。最高水準のF☆☆☆☆(エフ・フォースターズ)建材を使用していても、市販の家具などからのVOCの拡散は防げません。24時間計画換気システムは、屋外から新鮮な空気を取り込み、約2時間に1回の割合で家中の空気を入れ替えて、二酸化段素やVOC、生活臭気などを強制的に屋外へ排出。さらに、カビ・ダニ・ハウスダストも効率的に排除し、室内の空気をつねにクリーンで新鮮に保ちます。